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家族1

中島 みふみ

練馬教会の皆さん、お久しぶりです。私のアメリカでの生活もこの夏で18年目に突入しました。
18歳の時に渡米したので、こちらでの生活がちょうど人生の半分になりました。
大学卒業後はすぐに帰国しようと思いながら、その後そのまま就職、結婚、子育てを外国でしている自分を思うと、
神様のなさることは本当に不思議で、そして結果的に私にぴったりな道へと導いてくださっていることを改めて感謝しています。

Season of lifeと英語で言いますが、今の私のシーズンはまさに子育て真っ只中。
長女リーア・賛(うた)は6歳、長男イーライ・流喜は3歳、次女エラ・樹子は7月に1歳になりました。
信仰生活、結婚生活、子育て、仕事、どれも切り離しては考えられませんが、今は特に子育てに関して日々頭を悩ませられながらも多くを学ばされています。

リーアは昨年の8月からキンダーガーデンに通い始め、いよいよ本格的な勉強と宿題が私たちの生活に加わりました。
キンダーガーデンは日本では幼稚園と解釈されがちですが、どちらかというと小学生になる準備のための1年間という感じで、
大きなプロジェクトやクラス内でやるスピーチプレゼンテーションの課題も出されたりして、もう親が大変です!!
毎日、学校から帰って来たらまずは宿題。そしてピアノの練習・・・と自分も6歳の時には出来なかったことを子どもに教えているわけです。
その上、同じ屋根の下にパワフル3歳児と1歳の赤ちゃんがウロウロしているのですから、
なかなか身につかない忍耐が試される日々だということが簡単に想像して頂けると思います。
幼い時に教会学校で覚えた、「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。
そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」という箴言の御言葉が今になって強い心の支えとなっています。
子どもが生まれる前に描いていた理想を捨て、欲張りなまでに膨らませていた希望の中から本当に大切なことだけを選択することを学んでいます。

そんな中、主人が育児にも家事にも協力的なのでとても助かっています。
幸いもともと価値観や考え方が似ているということもありますが、子どもが生まれてからは特に同じ信仰の下にひとつのチームのようになれていることは本当に感謝です。
私たち夫婦は2人とも自営業なので、特に主人は子どもが寝た後にも仕事をすることが多く、最近は正直なところ一緒に祈る時間が本当に少ないのですが、
忙しい時こそ神様の前に静まり夫婦として一致団結する必要を覚えます。
カメラマンという仕事柄、主人が出張で1週間ほど家を空けるなんてこともよくあるのですが、
同居している義理の母に手伝ってもらって私も仕事を続けることができています。
住んでいる場所にも恵まれていて、お隣や数件先にも年の近いお子さんがいるので、しょっちゅう遊んでもらえていることは本当に神様の計らいとしか思えません。
また、共に祈れるママ仲間が多く与えられ、見習いたい素敵な先輩ママもたくさんいていつでも相談に乗ってもらえるというとても良い環境に置かれています。
通っている教会のスモールグループもとても充実しているので、週日に行われる小さな子どもを持つ母親のグループや、年齢の近い夫婦のグループなどにも参加でき、
励まされ元気をもらっています。

今はオムツを換えながら毎日同じ内容の小言を言い、子どもたちが寝静まった夜8時には疲れきってグッタリしているような生活。
この生活にゴールはあるのか?と気が遠くなりますが、そんなドタバタな私たちにもビジョンがあります。
それは家族でミッショナリーチームになることです。

子どもたちが生まれてから毎日欠かさず祈って来たこと、それは子どもたちがしっかりとした信仰を持ち、神様と人を愛し愛される人間へと成長することです。
ミッショナリーチームと言っても、宣教師になりたいという意味ではありません。
私たちはそういった召しは与えられていませんが、行く行く日本に帰国するにしてもこのままアメリカに残るにしても、
時が良くても悪くてもみことばを宣べ伝えられるものでありたい、そのように育って欲しいと願い祈っています。
・・・が、まず今は怒涛のように過ぎていく毎日を楽しんで、感謝を持って過ごすことができるよう皆さんのお祈りにも加えて頂ければ幸いです。

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。
そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます」。(ピリピ人への手紙4章6-7節)

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