
蒔田望
牧師

根城昌美
牧会主事
心に留めている言葉はありますか?
「あなたはわたしの愛する子、 わたしはあなたを喜ぶ」 と語りかける天からの声を 私は心に留めたいと思っています。
まったく反対の声も聞こえてきます。「あなたは愛されていない。 価値がない。 意味がない。」
だれの声に耳をすませるのでしょう。 もちろん、信頼できる人の声を選ぶでしょう。
聖書には人と神との歴史が記されています。
人の弱さ、足りなさ、自分勝手さとどう向き合ってきたのか、 神が忍耐強く人と関わってきたのかを知ることができます。
神は私の心を知っています。 聖書に出てくる出来事は私の日常と重なります。
傷があり、悲しみがあること。 思いやりに欠けること。 能力に限界があること。 自分を優先すること。
全部を知っていて、「わたしのそばで、わたしとともに生きてごらん。 あなたの人生が変わるから。 まず、そのままで来なさい。」 そう言われるのです。
牧師 蒔田望
「あなたの物語を聞かせて」
人にはその人だけの物語があります。
物語の始まりは生まれた時でしょうか。
自分で思っているより、遥か前から物語は始まっていたとしたら、
その物語は一体、誰が紡いでいたのでしょうか。
私は、これが私の物語だと思っていたものが、
イエス・キリストに出会い、
このお方に付いて歩んでいくうちに、
その景色もストーリーも変わっていきました。
これが“私”だと思っていた自分までも。
あなたはどのような物語を生きてきたでしょうか。
自分の言葉で語られるあなたの物語を聞かせていただくこと、
その物語の中にイエス・キリストの愛を見つけていくこと、
そんなことができたら幸いです。
牧会主事 根城昌美